FLIGHT SYSTEM USA

フライトソリューションズ

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TEAM FLIGHT INTERVIEW
山下 孝一KOICHI YAMASHITA
2018年4月に中途採用として入社。
プロダクト&フィナンシャルサービス事業部に所属し、エンジニアとして従事。
現在はエンジニアだけでなくプロジェクトリーダーとしても活躍。
クレジット決済端末、精算システムのソリューション、
TMS(端末管理システム)の開発など様々なプロジェクトに関わる。
知的好奇心が刺激される
ソフトとハード一体のソリューション。

突然ですが自身の性格の話をすると、新しい知識を吸収していくことが好きなんです。今まで知らなかったことに出会うと知的好奇心がくすぐられて、ついついそのジャンルの本や雑誌などで情報収集をしてしまいます。

典型的なところでいうと宇宙や天体などがそう。昔から関心があったわけではなく、たまたま仕事で宇宙関係の案件を担当したことで興味を持つようになりました。宇宙や天体、科学もそうですが、このような分野は情報が日々アップデートしています。何か新しい発見があるたびに未知の情報に触れることができ、本当に興味が尽きません。

この感覚は仕事でも同じです。経験したことがない仕事を担当すると、最初はわからないことだらけで大変なことも多いのですが、慣れてくると知らなかったことが見えるようになり、だんだんと楽しくなる。全体像が把握できると足りなかった知識がわかりますから、パズルのようにそれを埋めていく面白さが出てきますね。

フライトに入社したきっかけも、「新しいことに対する興味」という点が大きいです。これまで20年近く4社のソフトウェア会社を渡り歩いてきましたが、仕事をしていく中でソフトウェアだけではなくハードウェアから一貫してソリューションが提供できる会社で働きたいと思うようになりました。

ハードから一貫したソリューションを提供するということは、つまり「このハードがあるからこのソフト」「このソフトを使うためにはこのハード」と、両者の視点からソリューションを考えられるということ。ハードを提供しているからこそ実現できる案件もあり、課題解決の選択肢が広がる点が非常に魅力的です。

フライトは主に決済システムについてソフトとハードの両面からサービスを提供しており、特に磁気ストライプ、接触型ICカード(EMV)、非接触型ICカード(FeliCa)、2次元バーコードリーダーと、あらゆる決済手段に対応できる「Incredist Premium(インクレディスト プレミアム)」というハードウェアを自社で開発しています。

このような革新的なハードウェアを自社製品として開発している企業で働くことで、他社との差別化や優位性はもちろん、今後の社会インフラを担える新しい知識を身につけられる、そう感じました。それで入社を決意したのです。

「自社の製品を使えないか?」
常日頃からそう考えてしまう。

現在は精算システムの保守案件、駐車場設置の精算機のTMS(端末管理システム)開発、家電量販店様向け決済ソリューションの機能改善など、多岐にわたり仕事をしています。もともとエンジニアとしての腕を買われて入社しましたが、3年目の現在はプロジェクトリーダーを務めるなど、マネジメント面での能力も求められていると感じます。

また入社後の変化としては、自社製品を軸に世の中の動向を捉えるようになったことです。例えばNFC(近距離無線通信)を使った自転車のシェアリングサービスを街中で見かけたとき「これはうちの製品を応用すれば、新しいソリューションが提供できるのでは?」と考える、そのようなことが多くなりました。

このジャンルでは、交通系ICカードなど限定的な範囲で利用できる決済装置を搭載しているサービスも登場しつつあります。ですが、自社の「Incredist Premium(インクレディスト プレミアム)」ならスマートフォンやクレジットカードをかざすだけで、多くの決済方法にフレキシブルに対応しますので、誰でもすぐに自転車が利用できて便利だろうと考えたりします。

決済システムは今では社会インフラを支える大きなサービスの一つです。日常のニュースや街中で目にしたちょっとしたことでも、自社の製品を絡めて物事を捉える機会が増えてきたように感じます。特に自社の決済端末ならあらゆる決済手段において利用できますから、ソフト開発のみを担当していた以前の職場では発想できなかった、仕事の観点や捉え方が自分の中に生まれてきたと思いますね。

生体認証の決済システム開発時に学んだ
運用面で生じるアナログな課題。

入社して携わった仕事の中で特に印象深かったプロジェクトというと、生体認証決済システムの開発でしょうか。

これは生体認証の技術を持った企業からのオファーを受け、実現したプロジェクトです。フライトの持つ決済システムの技術と、生体認証の技術、この二つを融合させることで、様々な場面でソリューションが展開できるのではないか、そのような試みとしてスタートしました。

生体認証と決済システム。どちらもすでにサービスとしては確立されていたため、両者を組み合わせる開発の段階においては、それほど難しい問題は発生しませんでした。しかし、実際に開発した端末を社内で試験運用してみると、多くの課題が見つかったのです。

中でも特に記憶に残っている課題は「登録した指の左右を間違える」というもの。登録時に、右手の人差し指の指紋とクレジットカードを紐付けする仕様だったのですが、決済時に誤って左手の人差し指を端末にかざしてしまいエラーが発生する、そのような問題が相次いで生じたのです。

同じ人差し指であっても右左でそれぞれ指紋の形は異なるため、当然クレジットカードの情報は引き出せず、決済はできません。「登録していない指では決済ができない」これは当然の話ですが、今後運用していく中で登録した指の左右を、忘れてしまったり勘違いをしてしまう人が出てくることは想定できます。最新のテクノロジーを利用したシステムのわりには、非常にアナログで悩ましい問題でした。

結局、この問題については色々と解決策を持ち寄った結果、登録時に左右両方の人差し指の指紋をクレジットカードと紐付けし、左右どちらの指でも決済できる仕様にシステムを変更することで、解決することができました。

決済システムの可能性は無限大。
もっともっと発展させていきたい。

このように技術面よりも運用面において課題が多く発生するプロジェクトでしたが、生体認証という新しい技術を使った開発に携わることができ、非常に刺激的な経験となりました。また、自社だけでなく他社の技術もうまく組み合わせることで、新たなソリューションを提供する機会を生み出すことができた点でも、大変やりがいを感じた仕事でした。

一方で、今後はハードウェアの勉強もしていきたいと考えています。もともとソフトウェアからハードウェアまで一貫したソリューションを提供したいと考えて入社しているので、そこに関わる仕事を経験していきたいですね。またそれだけではなく、現在携わっている決済システムについても、どうすればもっと発展できるのかを考えています。

私にとってフライトはやりたい事がたくさんある会社です。前述の生体認証の話もそうですが、決済ソリューション1つ取ってみても、その利用方法やソリューション提供の仕方が様々で、考えれば考えるほど新たな可能性を感じることができます。もっと新しいことにチャレンジしながら仕事ができる。そう考えるとワクワクしますね。

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この記事に関連した採用情報
システムエンジニア /
プロジェクトリーダー
モバイルアプリケーションエンジニアまたは、WEBアプリケーションの構築経験者。
また、開発チームを率いたことがある方優遇。
勤務地
東京本社(恵比寿)
その他
学歴不問
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