客先常駐のエンジニアから
自社製品開発に転身。
前職は受託開発がメインの会社で、客先常駐のシステムエンジニア(SE)として働いていました。フライトでもSEをしていますが、作っているのは自社製品、仕事をする場所は自社オフィスです。そこが以前とは大きく違うところですね。
フライトに入社してから8カ月が経ちましたが、入社前に抱いていたイメージの通りに、とても自由に仕事をさせてもらっています。私の周囲は営業担当も含めてエンジニア気質の人が多く、自社製品やITに対する知識や関心が深くて頼もしい人ばかりです。だから安心して自由にやれているのかもしれません。本当に働きやすい環境です。
既存製品の機能改善・拡張に
チームで対応。
私が所属するチームのミッションは、既存製品に対して寄せられる不具合修正や機能改善、拡張などの要望への対応です。現在はマルチ決済端末のIncredist Trinity、およびIncredist
Premiumと連携するiOSアプリの機能改善や拡張を行っています。
これらの要望に対する対応はプロジェクト管理ツールのBacklogで課題管理しているので、毎朝10時頃に出社してチームミーティングを終えると、登録されたチケットの作業を行っていくのが主な日課です。Trinity担当、iOSアプリ担当といった具合にチームが細かく分かれており、それぞれ先輩社員と相談しながら修正方針を決め、作業を進めています。
「学びたい、成長したい」を
後押ししてくれる。
エンジニアなら、誰もが技術者としてもっと成長したいと考えていると思います。フライトの良いところは、それを後押ししてくれる社風や支援があることです。
例えば、「エンジニアとして成長するために、このセミナーに参加して学びたい」「この資格を取りたい」というときは、何でも上司に相談します。セミナーに参加できるよう業務スケジュールや分担調整の相談に乗ってもらえるのはもちろん、費用がかかる場合は会社の教育予算から支援してもらえます。
また、自分のアンテナだけではキャッチできない学びの機会を会社が提供してくれることもあります。先日も、クレジットカード技術に関するイベントが開催された際、全社員に対して「こんなイベントがあるので、ぜひのぞいてみてください」と呼びかけがあり参加してきました。
「エンジニアとして学び続けたい、成長していきたい」という人に、フライトは最適な環境だと思いますね。逆に仕事もスキルアップも自由にやらせてもらえる分、自分の中に「こうしたい」という考えがない人は、フライトの良さを満喫できないかもしれません。
業務で初めての
iOSアプリ開発にも挑戦。
担当している業務や経験年数に応じて、さまざまなチャレンジの機会をもらえることもフライトならではです。私の場合、フライトの業務で初めてiOSアプリの開発を経験しましたが、入社から数カ月が経ち既存アプリの改修が一通りできるようになった頃、ゼロから一人でiOSアプリを開発する機会をもらいました。作ったのは社内にあるマシンルームの「入退室管理アプリ」です。
これまで、マシンルームの入退室は「入館管理簿に名前と入退室時間を記入して鍵を借りる」というアナログな方法で管理していました。これを会社全体の情報セキュリティ強化の一環として、より厳格に行うことになったのです。
具体的には、マシンルームの鍵に市販のスマートロックを取り付け、それをリモートで操作するための専用iOSアプリを作りました。入室者はiOSの生体認証によって特定されると、専用サーバーからワンタイムパスワードが送られてきます。それをiOSアプリで入力するとマシンルームのロックが解除されるという仕組みです。誰が鍵を解錠・施錠したかはログとしてサーバー側に全て記録されるので、入館管理簿への記入は不要です。
iOSアプリは1週間程度で作りました。Swiftでネイティブに実装し、全体の進め方やユーザーインタフェースの方針など、全て自由にやらせてもらいました。苦労もありましたが、困ったときは先輩が助けてくれるなど組織としてのバックアップも万全だったので、安心して楽しく開発できましたね。アプリが完成して運用を開始し、社内の皆から高い評価をもらったときは、とても大きな達成感がありました。
より良いものを作るために
もっと深く学びたい。
ここにいると、成長への意欲が次々に湧いてきます。今後もフライトでいろいろなことに挑戦し、学んでいきたいですね。現在は特にIncredistシリーズが利用されるクレジットカード業界のことや組み込みLinuxについて、より深く学びたいと考えています。
より良いモノを作るためには、うわべの部分を触っているだけでは足りません。もっと下の基盤技術の部分にまで触れることで、できることが広がり、いろいろと考えられるようになります。例えば、アプリケーションのメモリの使い方を自分で細かく考えてコードを書き、アプリケーションを思い通りに制御するといったことがすごく楽しく感じます。
10年後には、自分が作った
プロダクトを世に出したい。
「1年後の夢」ですか? 私が担当しているTrinityの新機能が初めてリリースされるので、それらが実際に世の中で使われているところを見て回りたいですね。この機能により、Trinityがもっと便利になるのです。
また、10年後には、全く新しいプロダクトを立ち上げて市場に出したいです。「これは俺が作ったんだぞ!」というものを世に出せたら面白いですよね。それができることがフライトで働く醍醐味でもあると思いますし。
その夢を実現するために、例えばOSレベルの機能も自分で作れるように勉強していかなければなりません。
目標やビジョンがあれば
きっとその通りに活躍できる。
私にとってのフライトとは、一人ひとりが自由に、いろいろな方向を目指して羽ばたいていける会社です。
繰り返しになりますが、自分の考えをしっかりと持っている方には、ぜひフライトをお勧めしたいです。はっきりとした目標やビジョンを持っている方は、きっとその通りにフライトで活躍できると思います。
自由な社風の中で、一人ひとりがそれぞれの目標や夢に向かって羽ばたいていける会社、それが私にとってのフライトなのです。